プレイブックの概要

最終更新日: 2026年7月8日

プレイブックは、DraftPilotのAIによる契約書レビューの中核です。プレイブックには、重要な条項についてチームで合意したポジションがまとめられています。AIはこれを基準として契約書を確認し、問題になりそうな点を特定して、ポジションに沿った内容に戻すための修正を提案します。

この概要では、プレイブックとは何か、なぜすべてのレビューにプレイブックが必要なのか、そしてポジションを文書化するとチームにどのようなメリットがあるのかを説明します。

プレイブックが重要な理由

  • AIは自社のポジションに基づいてレビューします: DraftPilotのAIが契約書をレビューするには、プレイブックが必要です。プレイブックは、確認すべきトピックと、各トピックについてチームが受け入れられるポジションをAIに伝えます。

  • 一貫性とコンプライアンス: すべてのレビューが同じ文書化されたポジションに基づいて行われるため、誰がレビューしても、契約書が自社の方針や業界標準に沿っていることを確信できます。

  • チームの判断を形にする: プレイブックは、チームメンバーの頭の中にある経験を誰もが使えるガイダンスに変えます。そのため、優れた実務が作成者以外にも広がります。

  • 自社の交渉スタイルに合わせて作成: プレイブックには、画一的な方針を当てはめるのではなく、特定のクライアント、業界、取引類型ごとの交渉の進め方を反映できます。

契約書レビューでのプレイブックの使い方

プレイブックを用意すると、DraftPilotのAIは次のことを行えます。

  • 契約書の確認: 契約書をプレイブックと照合し、ポジションとの相違点や問題になりそうな点を特定します。

  • 問題点の指摘: 合意済みのポジションと一致しない条項をハイライトします。

  • 修正案の提示: 契約書を自社の希望に沿った内容にするための修正案や代替の文言を提示します。

  • 変更の反映: 提案された修正をMS Word上で直接承諾したり、修正したりできます。

プレイブックを使うメリット

  • 効率化: すべての条項を一から読むのではなく、重要な箇所に絞ってレビューできます。

  • リスクの軽減: 不利な条件を、まだ変更しやすい早い段階で発見できます。

  • 大規模でも一貫性を保てる: 経験豊富な担当者にも、その契約類型を初めて扱う担当者にも、同じ出発点を提供できます。

  • 交渉の迅速化: 事前に承認された譲歩案(フォールバックポジション)があれば、そのたびに上長の判断を仰がなくても交渉を進められます。

  • 継続的な改善: 規制、リスク許容度、市場慣行の変化に合わせてプレイブックを更新すれば、以後のすべてのレビューに反映されます。

プレイブックの作成方法

プレイブックは、必ず自社の資料をもとに作成します。DraftPilotはAIを使って、チームがすでに持っている資料を構造化されたポジションに変換します。

  • 自社の文書: 契約書のひな形、交渉時の修正履歴付き契約書、締結済みの契約書、契約に関する社内ガイドラインなど。

  • 既存のプレイブック: すでに使用しているプレイブックや交渉チェックリストを、残しておきたい社内メモも含めてインポートできます。

  • 説明文: 手元に文書がない場合は、契約書の内容と自社の立場を説明すると、AIがたたき台を作成します。

ガイド付きのAIチャットによるプレイブック作成では、手順を一つずつ案内します。どの文書を使うと最も良い結果が得られるかを示し、文書で扱われていない点をどう扱うかを質問します。

プレイブックを作成した後は、手動で編集することも、 プレイブックを改善(Refine Playbook)を開いてAIとチャットしながら調整することもできます。詳しくはプレイブックを編集・改善するをご覧ください。

プレイブックを使い始める

  • 最初のプレイブックを作成する: まずはAIチャットによるプレイブック作成から始め、手元にある文書を使ってください。説明文だけでもかまいません。

  • 確認して調整する: AIが提案したポジションを確認し、チームの交渉方針と合わない点を修正します。

  • 実際に使う: レビューを実行するときにプレイブックを選択し、使いながら見えてきた点に応じて改善していきます。

誤字や分かりにくい翻訳を見つけた場合は、こちらからお知らせください。